立ち会い出産には何か準備がいるのか

立ち会い出産には何か準備がいるのか

立ち会い出産は1980年代から増え始めたそうで、2010年の時点では約60%の夫婦が立ち会い出産をしているという統計が出ています。

 

 

実は欧米は100%立ち会い出産で、完全に立ち会いが当たり前だそうなのですが、そこまではいかなくてもかなり数字としては増えてきた方だと思います。

 

 

とはいえ、40%の人が立ち会いを希望していないのはなぜか? 原因のひとつに男性が恐怖していることがあげられます。

 

 

「血を見るのが怖い」「痛さに泣き叫ぶ妻を見るのが怖い」「何をしていいかわからないと思う」「気分が悪くて立っていられなくなったという友人の体験を聞いて」 などマイナスなイメージを持っている人がまだまだ多いのです。

 

 

 

 

では幸せ円満な立ち会い出産をするにはどうしたらいいか?

 

 

事前に学習をして正しい知識を身につけ、立ち会い出産の成功話を聞いて、ポジティブに構えておくことです。

 

 

ちなみに妻の横でじっと出産を見ているだけでは本当の立ち会い出産とはいえません。妻の手を握り、一緒に呼吸を合わせ、背中をさすり、痛みに寄り添うのが立ち会い出産。

 

 

家族みんなで迎える出産ができれば、その後の家族の関係、絆も大きく変わってくるでしょう。

 

 

 

まず大切なのは夫婦二人でお産のメカニズムを学ぶこと。必要以上にパニックになる必要はありません。両親もそのまた両親も祖先は全員、原始人だって動物だって経験してきたことです。

 

 

病院施設のない地域の人たちだって特に問題なく出産を終えている人がほとんどなわけですから。

 

 

正常出産の平均出血量は250〜400mlと言われ、いちばん出血がひどくなるのは赤ちゃんが生まれてから15分前後、胎盤がはがれおちる時。

 

 

産後、少し時間がたってからです。 ちなみに妊娠後期は血液量が約1.5?も増えて、ちゃんと出血に対応できるしくみになっています。 自然のメカニズムとはすごいものです。

 

 

だから缶コーヒー1本分くらい出血したってどうってことないんです。 赤ちゃんが血まみれになって出てきたように見えても何も焦ることはありません。そんなもんです。

 

 

男としてそんなところであわてているのではなく、苦しみながらも必死で新しい命をこの世に生みだすという奇跡を起こしてくれている妻を精いっぱいサポートしてあげましょう。

 

 

 

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