

初産にかかる時間は、陣痛含めて平均12〜14時間と言われています。
持久力があればあるほど、赤ちゃんも元気に生まれてきます。
安産のために妊娠中から心がけたいのは、十分な栄養をとって、たっぷり休んで、適度な運動をすること。
まあ妊娠に関わらず体にとって大切なことですよね。
初めて妊娠した人は「妊娠中は運動はご法度」みたいに思っている人もいますが、むしろそれまで運動が少なかった人ほど動いた方がいいんです。
出産はやはり体力がいります。病院に行きさえすればとりあえず産めるというイメージかもしれませんが、産むのは自分。
産む時までに体力をつけておかないと、体がついていかない恐れもあります。
安定期に入る16〜20週ごろから体を動かし始めれば、出産のころにはコンディションばっちりになっていることでしょう。
妊婦さんにおすすめの軽すぎずハードすぎない運動といえば、ウォーキング。
朝と夕方に近所を歩いてみる。緑豊かなところを歩いて森林浴をしながらマイナスイオンをたっぷり浴びてみる。
少し遠めのお店まで歩いて行ってみる。など。
歩くということは思う以上に持久力がつきます。
夫婦で語らいを楽しみながら歩くのもおすすめです。
室内で運動するなら、ヨガ、ピラティス、ラジオ体操、簡単な柔軟体操がおすすめ。
ジム、スポーツクラブ、マタニティクラブ、マタニティヨガ、マタニティフラなども積極的に参加してみましょう。ママ友ができるかもしれませんし、一人ではなかなか続かないという人も、教室なら続くかもしれません。
子育て情報の交換や、知識を教えてもらえるかもしれないメリットもあります。
昔の妊婦さんは特に意識して運動することもなく出産を迎えていました。
家族も多く、手作業も多く、毎日の生活が自然と運動になっていたからでしょう。雑巾がけ、庭の草むしり、トイレも和式、など安産につながる運動が自然とできていたんですね。
わざわざ運動する機会がない人は雑巾がけや窓ふきなど、あえて手でする家事に精を出してみるのもいいかもしれませんね。
毎日毎日、夫は残業に接待に帰りが遅い。
帰ったらすぐに寝てしまい、休日はゴルフに飛んでいく。
こんなことじゃ、いざ産まれても何も協力してもらえなさそうだし、1人で何もかもしなくちゃいけないような気がしてつらい。
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という妊婦さんは意外にたくさんおられます。
逆に「毎日疲れて帰宅する夫にこれ以上負担をかけられない。育児は1人でがんばらなきゃ!」と奮起しているけなげな妊婦さんもいます。
が。
子どもは男女ふたりの力で産まれてくるのですから、子育てだって2人で行なうのが自然の摂理。
実際、お父さんが積極的に育児にかかわっている家庭の子どもは、情緒が安定しており、精神的に穏やかで、成績もよいという傾向があります。
それに産後特に3カ月は、女性は出産という大仕事でぼろぼろになっていることが多く、緊張も多く、常に疲労感に襲われて心身ともにぼろぼろになりやすいものです。
新人が会社で大変な思いをするのと同じです。
だから夫の手助けと思いやりがぜひとも必要。
産後を不安に思うなら、妊娠中から産後について夫婦で話し合っておくべきです。
女性は何も言わなくても分かってくれるだろうと思いがちですし、期待しがちですが、それは間違いです。男性にそれは期待できません。
まして帰りが毎日遅い男性なら、その大変な姿を見る機会すらあまりありません。
言葉で伝えなければ男性は何も分かりません。
まして子どもができたとなれば、男性は「俺が養わなくて誰が養う!ますます頑張って稼がなければ!」と仕事モードがさらに高まり、どんどん帰りが遅くなることも十分考えられます。
今何が必要で、何をしてほしいか、気持ちや希望をしっかり伝え、行き違い・すれ違いがないようにしておきましょう。
ちなみに産後の夫婦関係は、意外なことに子どもの思春期にも影響すると言われています。
産後1年半の間に夫がどれだけ育児参加をしたかによって、その後の夫婦生活に差が出るよう。
特に6年後、11年後、夫婦に危機が訪れやすいというデータが出ています。
子どもが難しい年代に突入したときこそ、両親が一致して安定して子どもを支えなければいけないのに、自分たちが危機となれば子どもが犠牲になってしまいます。
そんなことにならないため、夫婦ともに産後の1〜2年は決してないがしろにしてはならない非常に大切な時期と心得ましょう。
率直に何でも話し合いましょう。
妻も不満や愚痴というかたちでぶつけるのではなく、一生懸命働いてくれているのは夫の愛であることを理解し、そのことを言葉にだして感謝し、そのうえで「もう少し早く帰ってくれると嬉しいし、安心する」とダイレクトに伝えるようにしましょう。
間違っても「あなたは何もしない無責任な男」などとやじったり、イライラをぶつけたりしてはいけません。
温かい家で子どもを育てられるのも夫の働きのおかげなのですから。