妊婦健診とは何か?内容は?どんな服装でいけばよい?
【妊娠したかも?? 検診の内容と持ち物リスト】
妊婦健診第一回目とも言える、妊娠確認検診。
最近の妊娠検査薬は精度がよく、陽性反応がでたら妊娠はほぼ確実です。超音波で胎児を確認できる妊娠5~6週を目安に、生理予定日を1週間過ぎたら受診しましょう。
検査内容は
尿検査
体重測定
血圧測定
問診
内診
超音波検査 などなど。
必要な持ち物は
健康保険証
現金(1~2万円)
基礎体温表(体温をつけている人は)
手帳、筆記用具
生理用ナプキン(内診後に出血することがある)
妊娠2~10か月までの妊婦健診の通院目安は
2~6カ月・・・・・1ヵ月に1回
7~9か月・・・・・2週間に1回
10カ月・・・・・・1週間に1回
です。
通院のときは
《メイク》
顔色やお肌の状態から体調を診るため、素肌に近いメイクがおすすめ。
《トップス》
すそをたくしあげて、おなかをすぐに出せるように。ワンピースではなく、セパレートのウェアが望ましいでしょう。
《ボトムス》
スカートだと脱がなくてもいいので、スカートがおすすめです。開脚できるよう、タイトではなくフレアスカートがよいです。
《足元》
足のむくみをみられるので、すねを出しやすいようタイツではなく靴下をはきましょう。
【妊婦健診の流れと検査項目】
■尿検査
妊娠高血圧症候群のリスクをチェック。尿中タンパクが2回以上(+)になったときはもう少し詳しい検査が必要です。
■体重測定
太りすぎ、痩せすぎに注意。1ヵ月に1kg増えていれば順調です。太りすぎは糖尿病や妊娠高血圧症候群、流産につながる恐れがあり、胎児にも悪影響を及ぼします。
■血圧測定
標準血圧は 最高血圧100~130mmHg、最低血圧60~80mmHgです。上は14mmHg以上、下は90mmHg以下の場合は妊娠高血圧症候群の疑いがあります。
■腹囲・子宮底長測定
メジャーで腹囲を測り、子宮の大きさを確認します。恥骨の上から子宮のいちばん上までの長さを測って赤ちゃんの大きさを測定します。
■浮腫検査
足のすねや甲を指で押して、戻り具合によってむくみがでていないか見ます。効果的なむくみ予防は塩分を控えめにすることです。
■内診
膣内に指や膣鏡と呼ばれる器具を入れて診察をします。子宮頸管の長さやかたさを見て、流産や早産の兆候も調べます。
■外診
おなかを触診して子宮のかたさ、赤ちゃんの姿勢、位置、大きさなどを見ます。乳房の視診・触診をすることもあります。
■超音波検診
超音波を発信する機械を膣内に入れたり、おなかの上から当てて異常妊娠の有無や子宮内の様子をみます。
■問診
検査の前後に医師から質問や説明を受けます。ここで不安や疑問を解消しましょう。
このほか必要に応じて、血液検査をして貧血や感染症、妊娠に影響する病気がないかも調べます。