妊娠中というのは、一人の人間の体、基礎力をつくっていくとても大事な期間。
つわりのときはそこまで栄養を気にしなくても大丈夫ですが、食欲がないからといって生まれるまで適当なものばかり食べていては病弱な子が生まれてしまう可能性もあります。
ここで意識してとるべき&体調を整える栄養素を書いておきます。
ビタミンA=
皮膚や粘膜を強くする
脂溶性のビタミンです。視機能の調節をしたり、皮膚や粘膜強くする効果があります。
うなぎやレバーなど動物性のものにはビタミンAとして、にんじんやかぼちゃなど野菜にはβカロテンとして含まれています。
ただし
ビタミンAの状態で摂取しすぎると、妊娠初期の場合、胎児が奇形になる恐れがあります。
またビタミンAは脂溶性ビタミンといって水には溶けない性質のビタミンなので、とりすぎると肝臓などにたまり、食欲不振や関節痛、皮膚の乾燥、脳圧の上昇などの症状が出る事があります。
妊娠初期は、胎児の臓器や器官ができる時期であるため、ビタミンAをとりすぎるとそれらの臓器の形成に影響が出て、奇形が出やすくなります。
特に妊娠3週から8週のあいだに赤ちゃんの体はできあがるので、ここの時期は注意が必要です。
βカロテンは不足すればその都度ビタミンAに変わるので、野菜などから摂取するのが望ましいでしょう。
ビタミンC=
体の成長に不可欠、ストレス予防
水溶性のビタミン。骨、歯、皮膚などを育てるのに必要なコラーゲンの材料であり、鉄分の吸収を助けて血管を強くする働きもある。ストレスから心身を守る効果も。
ただ熱に非常に弱いので、キャベツ、ブロッコリーなどの生野菜を積極的に食べるようにしましょう。じゃがいもやさつまいもに含まれるビタミンCは熱に強いです。
ビタミンE=
血流を良くする
脂溶性ビタミン。強い抗酸化作用があるため、老化を防ぐので、若返りのビタミンと呼ばれています。
血流をよくするので、肩こりをなくし、流産を防ぐ働きもあります。
ビタミンB群=
糖質や脂肪の分解
水溶性ビタミン。過剰にとったとしてもすぐに出ていくので、摂取しすぎることはありません。
炭水化物や脂質、糖質、たんぱく質などを分解し、吸収しやすくする働きがあります。また目や皮膚、口の粘膜を丈夫にしたり、血液をつくる助けにもなります。豚肉や豆にたくさん含まれます。
ビタミンD=
カルシウムの吸収率をよくする
そのままでは骨に吸収されにくいカルシウムを吸収しやすくします。丈夫な骨・歯をつくるのに必須の栄養素です。
食品から摂取しますが、紫外線が皮膚の脂肪に作用することでもビタミンDが作られるので、日焼け対策をしたうえでの日光浴もたまには効果的です。
魚、小魚に多く含まれています。
鉄分=
貧血予防
鉄は血液の成分であるヘモグロビンの成分となり、全身の細胞に酸素を運ぶ働きをしています。
妊娠中は貧血になる人が意外とたくさんいます。赤ちゃんができると鉄分もかなりとられてしまうため、その分たくさんとらなければなりません。
赤身の肉やさかな、レバー、緑黄色野菜から摂取できます。 1日に20mg(妊娠前は12mg)必要です。
カルシウム=
骨や歯の材料
カルシウムが不足すると母体の骨の中のカルシウムが血液中に溶けだして使われるので、母親の骨や歯がもろくなります。
赤ちゃんのために、カルシウムは十分にとる必要があります。
またカルシウムには神経の興奮を静めたり、血液を固める働きもあります。1日に300mg(妊娠前は100mg)必要です。
もしつわりが長引き、なかなか栄養の高いものを食べられない、受け付けないときは、せめてサプリメントを摂るようにしましょう。
私も妊娠前からずっと飲んでいるんですが、
残留農薬検査をパスしていて、無農薬野菜だけを添加物を使わずに固めた パティ葉酸サプリがおすすめです。
農薬が胎児に与える影響はそれほど取り上げられませんが、実は奇形のリスクを高めるということがずいぶん前から指摘されています。
例えば農薬を浴びるようにかけなければ収穫できないと言われているイチゴ。
これを妊娠中、特に妊娠初期にたくさん食べると非常に奇形児の可能性が高くなること。
農薬残留度の高いお茶(これは検査をしてみなければわかりませんが、一般のお茶にはたくさんの農薬が使われています)を一定以上飲むと、やはり可能性が高まること。
そういったことを考えると、やはり農薬を極力使っていないものを摂るほうが安心ですよね。
無農薬野菜のみ使用、という商品はなかなかないので、とても重宝しています。
これで育ったわが子も、もちろん五体満足の健康体ですくすくとそだっております。
公式HP載せておきます。
【パティ葉酸サプリ】公式HP