生まれてくるのを心待ちにし、楽しみに楽しみにしていた我が子。
だけどいざ生まれてみると、全然かわいいと思えない。これって母親として異常??
実は生まれたばかりの赤ちゃんはシワシワで、とてもかわいいとは思えなかったというお母さんもたくさんいます。
また産後の弱っている時に大声でわあわあ泣かれると、耳障りに感じることもあるようです。
それまで赤ちゃんに接する機会があまりなかった人にとっては、宇宙人と対面するようなもの。
母になった瞬間、我が子と対面した瞬間にかわいいと思えなくても、それは異常ではありません。
赤ちゃんをかわいいと思う気持ちは、自分のペースでゆっくり育てていけばよいのです。
出産時の陣痛は「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌され、子宮が収縮することによって促されるのですが、この物質が赤ちゃんをかわいいと思う気持ち・大切に慈しみたいという気持ちを促します。
それに加えて、温かくて柔らかい体で抱きつかれ、つぶらな瞳で覗き込まれ、きゃっきゃっと笑われればそのうち愛情も湧いてくるもの。
ときどき、自分が親に愛されなかったから自分も愛し方が分からないという人がいますが、必ずしもそうなるとは限りません。
中には自分も子どもに冷たく接してしまう親もいますが、反面教師でたっぷり愛情を注ぐ人もたくさんいます。
ぜひ焦らずにマイペースで子どもと接していってください。